緊急事態。「ガス漏れ」対処法と正しい知識

法が厳しい日本では、めったに発生する事例はありませんが
あると困るのが「ガス漏れ」。

警報器の取付は義務付けられていますが
実際発生した時はどのように対処すれば良いのでしょうか?

Contents

①都市ガス・プロパンガスの特性

実は「都市ガス」「プロパンガス」には
重さがあることを御存知でしょうか?

※インターネットより画像引用

簡単に説明すると
空気より軽い=都市ガス
空気より重い=プロパンガス

<詳細>

都市ガスは空気より軽く
プロパンガスは空気より重い

つまりガス漏れが起ると
都市ガスは天井に向かって上昇し
プロパンガスは床に向かうことになります。

つまりガス漏れが生じた際、対処の方法は異なります。

また本来ガスの燃焼能力が異なる
・都市ガス/12A13A
・プロパンガス/LPGですが
お客様の元へ提供されるまでに
燃焼能力を機械により低圧に
変化させており燃焼能力は同等となっております。

キーワード:①ガスには重さがある
②各ガス種燃焼能力は変わらない

②警報器の取付位置

ガスの重さにより
「警報器の取付位置」が変わります。

■都市ガス/12A13Aの場合

※ガス警報器工業会より引用

取付範囲:燃焼機器より水平8m以内
警報器位置:天井から30cm以内

<備考>
・警報機は5年で取替
・取付は基本的には個人

▲注意
警報器の近くで
ヘアスプレーなどを利用すると
警報器が作動することがあります。

■プロパンガス/LPGの場合

※インターネットより画像引用

取付範囲:燃焼機器より水平3m以内
警報器位置:床から30cm以内

<備考>
・警報機は5年で取替
・取付は基本的には個人

▲注意
警報器の近くで
ヘアスプレーなどを利用すると
警報器が作動することがあります。

③ガスが漏れたときの対処方法

■都市ガス/12A13A


※インターネットより画像引用

対処法:窓を開けて換気する
<注意事項>
・レンジフード/換気扇を使用しない
(スパークが飛び、引火の可能性がありま)
・ほうきなどで掃かない
(火種が生じ引火の可能性があります)
・タバコを吸わない
(引火の可能性)
・電気をつけない/消す
(引火の可能性)

■プロパンガス/LPG


※インターネットより画像引用

対処法:ドアを開けて換気する
<注意事項>
・レンジフード/換気扇を使用しない
(スパークが飛び、引火の可能性がありま)
・ほうきなどで掃かない
(火種が生じ引火の可能性があります)
・タバコを吸わない
(引火の可能性)
・電気をつけない/消す
(引火の可能性)

火気をなくすことが最重要で
冷静に対処してください。

キーワード:①ガス種により対処法が異なる
②引火の原因を全て取り除く

④まとめ

日頃は意識することのない
ガスの「重さ」ですが
有事の際は非常に
大事な要素になります。

もしもの緊急の際には
正しい知識を日頃から身につけ
冷静に正しい対処をすることを
心がけて下さい。

 

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