ガスコンロが昔と比較し、価格が上昇した背景

一言にコンロと言っても
タイプは様々で、ご自宅にあったものを
選択する必要があります。

Contents

①ガスコンロの種類

ガスのコンロには大きく3種類。

Ⅰ、テーブルコンロ
Ⅱ、ビルトインコンロ
Ⅲ、キャビネット型グリル付きコンロ

 

■テーブルコンロ

※リンナイ製テーブルコンロより引用

タイプ:2種類
大きさ:横幅60㎝ OR 横幅56㎝
値段平均:13,000~70,000円(込み)

<詳細>
工事が不要で、一般人でのゴムホースの接続可能
設置方法は、台に乗っている機種を交換するだけ

■ビルトインコンロ

※リンナイ製ビルトインコンロ引用
タイプ:2種類
大きさ:天板幅60㎝ OR 横幅75㎝
値段平均:30,000~200,000円(込み)
(工事代別)

※画像は75cm天板
<詳細>
設置は有資格者(国家資格)が行なう義務がある。
ビルトインコンロと呼ばれる機種を使用していれば
各メーカーサイズが統一されているので
全メーカー設置可能。
仮にサイズが合わず隙間が空いてしまった場合
隙間を埋める目隠し板「フィラー」を入れて
対処することが出来る
設置での考察ポイントは

・デザイン性
・清掃性
・値段

■キャビネット型グリル付きコンロ


※リンナイ製キャビネット型グリル付きコンロ引用

タイプ:1種類
大きさ:1種類
値段平均:80,000円(込み)
<詳細>
設置は有資格者(国家資格)が行なう義務がある。

▲注意事項
見た目がテーブルコンロに酷似しているため
交換時、テーブルコンロを間違えて
購入してしまう事が多々ある。

キーワードは

・30年以上前
・工事をしてとり付けた
・2口コンロ

上記が当てはまる場合は確認が必要です。
メーカーも数が出ないので割高な設定になっています。

②SIセンサーの登場

■SIセンサーとは?

※リンナイホームページより引用
内容:温度感知装置

<内容>
SIセンサーとは、銀の突起部分が
センサー(温度感知)になっており
油などを設定された温度以上に
異常加熱させないようにすることを
可能にした装置です。

SIセンサーは平成20年10月(2008年)に
法律(ガス事業法・液化石油ガスの保安の確保及び取引)で
取付が義務化されました。
背景には、火事の多発が挙げられます。

家庭用ガスコンロのバーナー全口に
「調理油過熱防止装置」「立ち消え安全装置」など
様々な機能が追加されました。

※業務用は対象外

10数年前までガスコンロは、安いものだと
1万円以下で買えていた物もありました。

この為、物持ちのいい方が最近になって
買い替えを検討し、お店に行くと
価格の上昇に驚かれることがあると思います。
このセンサーが価格を上昇させた原因です。
しかしユーザーの安全を第一に考えた結果
お国が判断した事でなので、致し方ないと考えます。

③ガスコンロに付いた機能

SIセンサーについた主な機能のご紹介
「調理油過熱防止装置」
調理油を250℃以上の温度まで加熱させない装置。
一部の製品を除き、強火に選択したコンロでは
高温炒めボタンを押すことで
270℃迄まで過熱させることができます。

「立ち消え安全装置」
煮こぼれ等が生じたときに、自動で火を消す装置

<その他>
鍋なし検知→鍋がないと火がつかない
感震停止→地震の揺れを感知しガスを止める
焦げ付き消火→なべ底の焦げ付きを感知し、ガスを止める
早切れ防止→250℃に達しても自動キープ火力調節

④ガスコンロは高くなった?

結論は
「価格は上昇した」です

しかし法律にしたがい
機能は比べ物にならないほど
充実していることも注目です。

物価上昇の出費は嬉しいものではありませんが
その分新たにご購入される場合は
是非詳細に「こだわって」検討してみてください。

清掃性が上がることは使用者・主婦の方にとっては
苦労が大幅に減ることを意味します。
専業主婦の方の家事を、自給に置き換えると
年収500万円以上だというデータも出ています。
※諸説ある

一時の出費は痛いものですが
熱効率向上の機器に取り替えることは
熱効率向上でガス代節約になり
少しでも負担を減らすことで
空いた時間を作り出すこともできます。

時間を作り趣味などに有効利用することは
素敵なことではないでしょうか?

もちろん安価ゾーンの製品も
熱効率が向上しているので
節約・清掃性UPに間違いありません。

10年以上経過していた場合は
是非お買い替えを検討してみてください。

 

エネルギー効率も上昇しているので
買い替えだけでガス代が安くなることもあります。

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